ドッグランと子育て

令和5年11月11日 晴れ

 

 車で30分くらいのところにドッグランがある。屋外で土だから、ちょい汚れるけど、そんなに人が多くないし、100円だし結構気に入ってる。

 今日はそこで犬のイベントがあったようだ。15時までなので、それまでは混むだろう。終わった後も少し残っているとしても、30分も経てばだいたい帰るのではなかろうかと考えて、15時40分くらいに着いた。

 

 最初こそ10頭近くいたが、少しずつ減っていって、だいたいウチの1頭を含めて5頭くらいで落ち着いた。

 

 ウチの犬はチー牛なので、なかなか上手く輪に入れない。入りたくて犬の輪の周りをウロウロして、結局入れず隅っこで一人遊びしていることが多い。

 今日は前半は頭数が多かったのもあるが、構ってくれる犬がいて、追いかけっこ(と言うより、追いかけられまくって逃げてた)をして、かなり運動できた様。昨日雨で散歩に行けなかった分、ストレス発散できただろう。

 

 後半に少し問題が起きた。悪い芝犬がやってきたのだ。追いかけ回すだけなら、良いのだが、その上組み伏せて、なんなら噛みつこうとしていた様にも見えた。

 とにかく嫌がって逃げていたのだ。1回目はまあ仕方ないが、2回もそう言うことがあった。

 飼い主は知らんふり。30代くらいの夫婦の様だったが、何を食って育ったらそんな感覚で入れる人間になるのだろうか。

 普通、自分の飼い犬が他人の飼い犬に嫌なことをしてしまったら、謝るのが筋だと思う。

 

 

 昔なら文句の一つも言っていただろうが、結婚してからはそういう揉め事の芽は刈り取らないことにしている。というのも、妻が極端に揉め事を嫌うからだ。たしかに、家族に何かあったら良くないと思って承知している。

 こちらは何も悪くないし、謝られないので嫌な気持ちになっていたが、犬が怪我する前に何も言わずに帰った。大人の対応だと自負している。

 

 

 

 そこで、ちょっと思ったことがある。将来的に子どもができたときに、どこまで我慢してどこから言うべきか、どうしたら良いのだろうか。

 ちょっと小突かれたくらいで目くじら立てるのはどうかと思うが、謝罪もなく悪意を持ってやって、その上親も何も言わないのであれば、やってきたガキを叱るくらいの気概は見せたい。

 小学生くらいになったとして、令和の世の中、イジメなら即被害届を出すだろうが、その前捌きが大切だと思っている。みんながみんな育ちが良い訳ではなく、何食って育ったか判らない親が子育てしているのだから、こちらが望まない揉め事も出てくるだろう。

 

 問答無用でぶちのめしたい気持ちと、粛々と知的文化人として対応しなくてはならないと思う気持ちが交錯する。

 仮想クソガキと、仮想クソ親を想像すると腹が立ってきた。今日もさっさと寝よう。